また１つ年が進みました。
今年が世界にとって良い年になりますように。

昨年はインターネットにとって激動の年になりました。

大きなトレンドとして２０１２年、パソコンはピークを迎え、その後コンピューターによるインターネット接続は徐々に減っており、スマートフォンによるネット接続がじわじわと増え続けています。現在は土日は完全にスマホが、平日も時間帯によって完全にパソコンのアクセスを超えています。それはパソコンが新次元に入り、インターネットが次の次元に入った事を意味します。

なぜならパソコン時代のインターネットはパソコンの前に座る必要が有った。ところがいつでもどこでもネットに繋がる世界が起こす変化は従来の変化を超える変化を作り出すからです。あらゆる情報がスマホを通じて手に入る時代になりましたが、これもまだ進化の始まりと言えます。

インターネットのサービスも多様化しはじめ、フェースブック、LINE等、SNSとクローズドなコミュニケーション手段が一般的になりはじめ、１９９０年台のネット環境に近づいた感じがあります。（当時も新しいサービスが現れ消えていった。）

グーグルは検索精度を上げ始め、スパム退治や、アフェリエイト目的退治、パソコンとスマートフォンという２つのデバイスの対応、より複雑化したネットにアルゴリズムをどんどん高度化していっています。

ただ重要な本質的な問いである、【価値あるサービスとは何か？】という原点の追求が最も重要だと思っています。
又、実は情報を探す事はグーグルのおかげで格段に進歩しました。そしてより重要な事は『その情報を創るのは誰か？』という事です。
情報を創るのは人間です。それが【情報の本質】になる。時代や流行や様々な要因で求められる情報は変化してきました。

ただ、従来の作られる情報は、誰かのゴシップや、事件、事故の背景の個人バッシングや、訳の分からないコメンテイターの言う事だったりしますが、それらに価値はあるのでしょうか？

「全国なび」の考える情報は人間に向かっています。しかも世界中の人間に向かっています。
面白いと思う事に初めて会った全く知らない外国人と日本人である私と何故コミュニケーションが取れるのか？
という事が有ります。通常、全く違った環境で育った人と話など合うはずが無いと思うのに、実は話が合う、そういう事が人生上かなり起きています。

人種は関係有りません。それは私達人間の本質は同じで有るという事に繋がります。私達は同じ地球上で生きているルーツは共有している人間同士です。
必ずや良いものは理解される。努力する者は理解される。それはエジソンやスティーブジョブスが今の世界を変えた事と繋がり、人類の共通する夢や愛だと思うからです。

製造業が国外移転し、日本もサービス業がどんどん増える中、ネット革命は次の次元に突入しました。

それは間違い無く２０１４年に起きた事です。

２０１５年はその高度化した。また益々変わるネット環境と社会変化に対応する事が「全国なび」の目的になります。日本は未曾有の少子高齢化社会を迎え市場は縮小していく、逆にグローバル化は益々進展する。インターネットはその市場へのツールとして益々成長していく、それを視野に進んでまいります。

地域の為に、社会の為に、世界のために、頑張る事業者の為に。

このコンセプトをルーツにスタートした全国なびは揺るぎない思想を元に努力を重ねて参ります。

今年もどうぞ変わらぬご愛顧、応援よろしくお願い致します。

『全国なび』
2015年　元旦